2014/07/27

落車、骨折。

  7月中旬に岩瀬土浦自転車道路で落車、鎖骨を骨折した。

  岩瀬駅から6kmくらい走った雨引小学校あたり。木の根っこでアスファルト舗装が一筋だけ盛り上がっていた。斜めの日差し、草木の影に紛れていて気が付かなかった。高圧タイヤのコジャックの16インチだから前輪の跳ね方が半端じゃなかった。しかも額の汗をグローブで拭おうと片手ハンドルだったから何ともならん。
  このギャップで転んだ(2014.11.15撮影)。改めて見ると大した段差じゃない。時速30km弱で片手ハンドル状態で突っ込めば、高圧タイヤの小径車はこの程度の段差でも吹っ飛ぶということか。

転倒したときのGPSログ。救急病院に運ばれるまで記録。
  
  頭を庇った右肘は打撲でみるみる腫れてきた。転倒の瞬間を覚えているから頭部のダメージはないと思うが、鎖骨の骨折は明らか。119に携帯から電話。まわりにランドマークがなく、救急車と近くの農協で待ち合わせ。「これってブロンプトンですよね。」と言う救急隊員のお兄さんは一週間前にダホンを買ったと。岩瀬駅の近くの救急病院へ搬送される。救急隊員のお兄さんにお礼を言って救急処置室へ。鎖骨骨折しても転がせるからブロンプトンはとても便利です。

  「サイクリングで骨折なんて奥さんに怒られるよー。」、「全身麻酔で手術かなぁ、これじゃね。」とお医者さんと看護婦さんに和気あいあいに応急処置してもらい、タクシーで自宅へ。そのとおりに嫁にこっぴどく怒られ、全身麻酔で手術となった。しばらくは自転車は乗れない。

  チタン合金プレートを当ててボルトで縫って骨折した鎖骨を合せる。4日間入院。3~4ヶ月で繋がればいいのだが。チタン合金のプレートは2~3年後に外す。またメスを入れることになる。困ったもんだ。
とういうことで、しばらくは自転車は休止。会社でも家でもトホホな状況。ローディーの友人からメール。「筑波で落車して鎖骨骨折ってか。カッコいいじゃないか。変態6速ミニベロだとは誰も思わないな。直ったら一緒に走ろう」と。
   
  思えばとりつかれたように休日走っていた。そのバチが当たったんだ。もう少し家に居て家族とウダウダしなさいということか。事故から2ヶ月以上になる。確かに休日に嫁と話す機会が増えた。

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ブロンプトンなどの小径車乗る方へ。

☆舗装を盛り上げる、樹木の根っこは要注意。
― コジャックなどの高圧タイヤを履く小径車は段差拾うと前輪が思いっきり跳ねる。朝方は草木の影で目立たない。路面状況に気をつけて。
☆メットは被るべし(俺は不幸中の幸い。本来は脳挫傷もの)。

― 小径車は速度が出ないからとなめていると、前輪バウンドの転倒で体が吹っ飛ぶ。もともとクイックなハンドリングだから前輪が凸で跳ねたらコントロールは困難。

 ちなみに、ブロンプトンはどうなったかと言うと、ペダル(EZYシステムのプロムナード)のプレートが一枚曲がっただけ(三ヶ嶋製作所から取り寄せて交換した)。それ以外は異常なし。丈夫な自転車だ。だから余計に乗る人がダメージを被るのかもしれない。