成人の日が絡んだ3連休。連休初日に下館から小貝川を走ろうと計画していたが、財布がない。探し回ってもない。飲んで帰る途中、キャッシュディスペンサーでお金をおろして、そして財布もろとも無くしたようだ。モチベーション下がりまくり。くそ忙しいときに精算したお金が・・・。
「飲んだらおろすな。おろすなら飲むな。」
もう何処へも行かない・・・。
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とは言いながらも出掛けた。近場の水元公園。そう、癒しを求めて。身が引きしまるような冷え冷えとした静かな朝の水辺。懐も冷え冷えってか、あぁぁー思い出してしまった。
で、ベンチで家から持ってきたコーヒーを飲んでいると、さてこれから何処へ行こうかとルートを考えてしまう。悲しい性(さが)。もうお金がないから輪行はしない。
今日はこの公園を突っ切って江戸川CRにでる。そして旧江戸川の千葉行徳側から下るのだ。妙見島にも行って見よう。「癒しを求めて旧江戸川千葉行徳の旅」というところか。
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江戸川CR(東京寄り)を下流に進む。少し天気も良くなってきたね。うれし。市川大橋を潜ると篠崎のポニーランド。たてがみが少しなびいてそよ風になる。朝日を浴びて馬が芝を食む。平和な風景。
「ウマ」が、かむことがあります。でも、馬に噛まれたら痛いどころではないような。エライことになる。POP体でフレンドリーな注意書きだが、楽しい週末に遭遇する地獄絵図が向こうに見える。
「ウマ」 が、 かむとエライことになります。 怖っ。
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ここで、江戸川は二つに分かれる。江戸川と旧江戸川。旧江戸川は江戸川放水路とも呼ばれこのような水門が付いている。今日はこの水門を渡って旧江戸川を千葉行徳側から下ることにする。
旧江戸川水門。通路はこんな感じで通ることができる。
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「
妙見島」は村上春樹の小説に出て来そうな空間。たぶん、この島から夜空を見ると月が二つ見える。家に帰ると、
家族は少しだけ美男・美女になり、何故か息子は羊を探しに北海道に出掛けているのだ。そして家から見る夜空にも月が二つ。テッテイ的に違うところが少しある、似た世界に「戻る」ことになるのだ。
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ブロを担いで歩行者用の階段を上って本土の浦安橋に復帰。僕は元の世界に戻れたのだろうか。カミさんが少しだけ美女になっているとうれしいな。
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とは言え、今まで通りに旧江戸川の東京側を下り、葛西臨海公園へ。妙見島と違い、全体に漂うこの親和感。楽しそうな家族連れや恋人達。やっぱ観光地だぁーと思う。妙見島は観光の対極にある場所だった。
でも妙見島はそれ故にある意味、コアな観光地になるかも。
妙見島に行ってみる? 少しだけ違う世界に「戻る」ことになるかもしれないけど。 |