2016/12/31

2016年走り納めは緑のヘルシーロードで。

  2016年12月29日は走り納め。緑のヘルシーロードを走るのだ。朝は5時半に起き、鐘ヶ淵駅から東武線で川俣駅まで輪行。それにしても寒い。走り出すと寒さで指の感覚が無くなる。こんなときは貼る使い捨てカイロをグリップに巻いて走るといいんじゃないかと思う。今度試してみよう。
利根大堰。この工事はいつおわるのだろうか。

さいたま市見沼区加田屋二丁目あたり。稲を刈った後なんだろうけど、これはオブジェ?
※これは見沼たんぼの藁塚「フナノ」。日本文化遺産。昔、稲を取った後の藁は貴重な燃料。乾燥させた藁を積み重ねて屋根を付けて保管したそうな。

  緑のヘルシーロードから芝川CRへ。青木水門で休憩。この後、荒川CRに入り帰宅。90km走ったが、膝の調子がいい。多分、ペダルに取り付けたハーフクリップが効いていると思う。大したもんだ。


2016/12/03

善福寺公園と井之頭公園と神田川沿い

  少しゆっくり家を出ると、駅には結構な人。輪行は諦めて適当に走る。しかし適当に走れないもの。いつの間にかルートと目的地を決めている。今日のコースは「荒川CR・環状7号線経由善福寺&井之頭公園・神田川沿い散策」って感じか。

  善福寺公園。小動物への餌遣りl禁止キャンペーンをやっていた。のぼりを立てたり、見回りをしたり、ボランティアの人は大忙し。それにしても落ち着いた公園。お薦め。
  井之頭公園。動物園があったり、ジブリ美術館が隣接したりで賑わっている。吉祥寺駅前で買ったカレーパンを一人ベンチで食べる。回りは恋人や小さな子供を連れた夫婦。家族が恋しくなるね。今度はカミさんを誘ってくるか。
井之頭公園から神田川に沿って都内を抜けて帰宅しよう。



中野区あたりは神田川沿いの遊歩道にヘビが出没するそうな。

2016/11/05

追い風エンジンの右岸と激烈向かい風の左岸とダラダラの中岸。霞ヶ浦を一周しましたよ。


  2016年11月4日金曜日。会社をサボって霞ヶ浦を走る。土浦駅までは往復、グリーン車。平日だから混むと嫌だしね。始発で土浦駅に6:30着。冷え冷えと乾いた空気が気持ちいい。透き通るような晴れた空。「Yahoo風予測」は霞ヶ浦風速5m/s以下。文句ないコンディションか。

  土浦駅を起点に反時計回りで。しかし左岸は一速でもシンドイ強烈な向かい風。ここで体力を使い果たした。だから霞ヶ浦大橋を渡ってショートカット。いつかはフルバージョンで走りたいね。走行距離は96.3km。平均速度14km/hは左岸の向かい風のせいだよっ!

土浦駅から少し走ると霞ヶ浦公園。

右岸の浮島公園。

  妙岐の鼻鳥類観察小屋。霞ヶ浦にそそぐ小野川河口周辺に広がる湿原。ここが野鳥公園のようになっている。展望台になった観察小屋もある。

  稲敷大橋に向かう道でタヌキが道端で死んでいた。一年ほど前には利根川CRで小キツネの死骸を見かけた。バイクや車に跳ねられたと思うが、こういった事故は防ぐことができないのだろうか。
ここからから霞ヶ浦は常陸利根川になり、利根川に合流する。



 左岸の強烈な向かい風。一速でも走らない強風の中、「ええかげんにせんかいっ!」とひとりで3回叫んでしまった。で、やっとたどり着いた霞ヶ浦ふれあいランド。休憩は近くの高須公園、誰もいないベンチで。コンビニで買ったお弁当とノンアルコールビールと30分の昼寝。何時までも寝ていたい気分。癒される。
 ここで悩む。左岸をまっすぐ走りフルコースで一周するか、それとも霞ヶ浦大橋を渡り中岸を走ってショートカットするか。中岸で猛烈な向かい風に出会うとアウトだし、安全を見て今日はショートカットすることにした。天候、体力や交通事情と相談しながら走るのも輪行の楽しいところと思う。


心配していた向かい風もなく、中岸を順調に走り、土浦駅へ。途中、枝にとまるチョウゲンポウを双眼鏡でじっくりと見ることができた。小型の猛禽類。鳴き声がとてもチャーミングなので驚いた。

2016/10/16

白鳥の手賀川とナウマン象のあかい橋あおい橋


 北柏駅から手賀沼CRはすぐ近く。下手賀沼へ向かう支流には白鳥がいっぱい。白鳥を見たければ手賀沼においで。

 右ひざに違和感。成田線の木下駅で右ひざと相談することにした。木下駅到着、休憩。右ひざは大丈夫そう。ここから安食駅まで輪行して、サイクリング再開することにした。因みに成田線の木下駅は「きのした」ではなく、「きおろし」と言う。これは読めないね。
 安食駅から印旛沼CRを行く。印旛捷水路にある赤と青のアーチ橋。赤い橋が市井橋、青い橋が山田橋(ちなみに初代ウルトラマン、赤い怪獣はバニラで、青い怪獣でアボラス。年齢がわかるね。)
 ひざの調子もいいし、もしもの時は輪行撤収できるので、登ってみることにした。
赤い橋、市井橋の入り口。通っていいのか。車だと躊躇する雰囲気。
  市井橋から山田橋を望む。車も人も通らないのが不気味ではあるが、眺めは最高。
  山田橋。こちらは地元教育委員会によるナウマンゾウの発掘案内看板があったりと表向きの顔がある。車道は県道になっており、近くにコンビニがあったりと賑やか。
 山田橋から市井橋を望む。まさに絶景。市井橋には山田橋のような中間サポートがない。スレンダーな美しいアーチ橋。

市井橋と山田橋に行くにはこんな道を上り下りした。


  

2016/10/10

輪行先を電車に乗ってから変更しちゃダメだね。熊谷から東京へ。

 今日は秩父線の武州荒木駅から緑のヘルシーロードを走るつもりだったが、熊谷駅まで輪行してしまった。武州荒木駅から熊谷駅まで意外にも近いのだ。
 でも、そこでハマった。
線路は近いが自転車は遠かった。雨ばかりだったので体が鈍っている。体力がついていかない。それと想定外の向かい風。頭のマップと実際の距離感にもギャップがあって、とても疲れた。熊谷と大宮の距離は想定以上に遠かったのだ。体力気力を消耗してしまった。電車に乗ってから輪行先を遠方に変更するのはとても危険。反省。

 東武線羽生駅から秩父線に乗り換えて熊谷駅。90km走ったが、走らされたと言う感じ。荒川CRでは想定外の向かい風。ロードバイクにどんどん抜かれてストレスが溜まった。ブロンプトンは荒川や江戸川CRは向かない。
 熊谷駅南口。ここから荒川CRまで300mくらいか。すぐそこって感じ。コンビニで食料を仕入れる予定だったがそのままCRに乗ってしまう。これも反省点。スポーツドリンクがあったからハンガーノックにはならなかったが、ろくに休憩を取らずに走ってしまった。疲れを貯める走り方になった。
熊谷市立体育館あたり。ここから荒川CRを行く。
北本市高尾あたり。CRに沿った蓮池。このあたりは余裕だったんが。

  彩湖。東京外環自動車道の橋から彩湖を望む。ここからが最悪。いつもと違う道を走って迷うし、向かい風だし、ロードバイクに抜かれまくってストレス溜まるし。MR4Rを買ってしまいそうだ。

2016/08/17

タイヤとサスペンションを交換した。

夏休み。輪行(緑のヘルシーロード)も楽しんだ。家族+ジジババ+わんこで一泊二日のドライブが控えている。オヤジはあまり無駄に体力を消耗する訳にはいかない。こういったときは玄関でメンテ。タイヤとサスペンションを弄る。

<其の一、タイヤ交換編>
 スリックタイヤのコジャックを履いていた。砂利道走行の機会も多く、コジャックの表面には無数のピンホール。後輪の接地面には3mmの切傷が2か所。空気を入れる度に切傷が広がるようだ。真夏のCRでパンクはキツいのでタイヤ交換することにした。(でもこの状態ではバーストの方が心配か。バーストなら諦めるしかない。)
今回、シュワルベのマラソンに履き替えることにした。
  マラソンはトレッドパターンがある。これでどこでも走れるのだ。タイヤのすり減り具合も一目瞭然。二つの悩みが解決した瞬間だった。
 マラソンの第一印象は肉厚。それからちょっと重い。使い古したコジャックとマラソンを重ねて指で挟んでみる。なんとコジャックの柔らかなこと。コジャックの接地面のゴム厚は2mm程度になっていた。ここまで減ってくると交換かなと思うが、タイヤを外さないと交換時期が判らない。コジャックのタイヤにもスリップサインのような仕組みが必要かな。
  前後ともタイヤはマラソンに履き替えた。マラソンはタイヤ全体にゴム厚があり、しかも固い。ホイールにハメるのに手こずる。コジャックの場合はチューブ交換もホイホイと進むが、マラソンは力勝負なところがある。パンクしにくいのはいいけど、一度パンクするとそれなりの覚悟が要るタイヤ。 で、マラソンに交換して試走。漕ぎだしは重い。こりゃ、失敗か。コジャックの方が走行感は優れる。幸いにもロードノイズはない。20km程度の速度になると遠心力のおかげかもしれないが、タイヤの重さも感じなくなる。ハンドルのクイックさも少し軽減されたような。点字ブロックにタイヤ取られることもない。マラソンの方が安定感は向上ような。しかし何気に持ち上げたときにやや重量増も感じた。でもブロンプトンの重量はその日の気分次第・体調次第で変わるからね。それは気にしないでおこう。いろいろと違いはあるが、慣れればいいのだよと自分に言い聞かせる。
  とても悲しく思うのはタイヤ交換による感動や喜びがない点。これは趣味としては見過ごせないかもしれない。その点、コジャックは新しいタイヤを履いただけで走行感が変わって感動したものだが。パンクのリスクを減らすと、転がす喜びも減るのかな。趣味の価値観って一筋縄ではいかない。費用対効果やリスクヘッジでは測れないところがある。せっかくなので当面はパンクリスク低減を信じてマラソンを履いてみる。
  ところで・・・、マラソンの上級グレードにマラソン・プラスってのがある。でも値段高い。軽自動車のタイヤ並みのお値段。それからセンタートレッドが連続していないのでロードノイズと転がり抵抗が大きいように思う。それでも軽けりゃ買うが結構重い。だから今回パスした。



<其の二、サスペンション交換編>
 思うところがあって、サスペンションブロックの交換をした。
  買ったときについていたFIRMのサスペンションブロック。兎に角固い。固いばかりが能じゃない。確かにこれを付けていれば子供から熊まで、あらゆる顧客に対応できる。購入者の体重をいちいち聞いてサスペンションを選んで販売するのは大変。メーカー・販売店の事情で一番固いサスペンションが付いているのだろう。
  対策として、この固いFIRMの溝を削って、変形性能を上げる方法がある。また、軸方向にドリルで穴を開けて断面積を減らすことで変形性能を上げる方法もある。
  でも今回はスタンダードのサスペンションブロックを素直に購入。1800円税抜き。ホームセンターに行くと似たようなエラストマー製クッションもある。自作してもいいかもしれない。またFIRMとスタンダードのブロックをそれぞれ輪切りにして適当に組み合わせるとバネの調整ができるだろう。でも今回はやらないことにした。
  で、スタンダードサスペンションブロックで乗ってみると実に快適。
私の体重70kgでほぼ2/3程度になるがまだ縮み代もあって大丈夫そう。マンホールの鉄蓋の上を走行。ハンドルの振動は半減、リアの振動は1/3くらに低減。まさにシルキーな乗り心地。そんなんでマンホールや側溝の蓋ばかり選んで走る。変なオヤジ。
  FIRMの意味は硬質。女性はもとより中肉中背の男性でもFIRMではサスペンションは無いに等しい。英国の老舗自転車メーカー、ブロンプトンバイシクル社はサスペンションの選択をカスタマーにしっかりと説明するべき。分かりにくい。まあ、このメーカーの説明不足のお蔭でサスペンションのサードパーティ市場が生まれるのだから、販売店にとってはいいのかもしれないね。

2016/08/13

真夏の再訪、緑のヘルシーロード

     今日は緑のヘルシーロードを走る。何回も走ったが真夏は初めて。半分凍ったスポーツドリンク2リットルを保冷バックに入れSバックへ。ペットボトルをドーン!と収納できるSバックは夏のサイクリングでは手放せない。
    朝、ご午前六時に家を出て鐘ヶ淵駅から東武線館林行区間急行で川俣駅まで輪行。 川俣駅前は再開発で駅舎も含め一変していた。やたらと広い駅前広場。降りる駅を間違ったと思ったくらい。だけど、駅前には何もない。もう少し駅前らしく賑あうといいよね。
 利根川CRを通って利根大堰。何やら工事中でこれ以上近づけない。ここから見沼代用水に沿って緑のヘルシーロードが始まる。緑のヘルシーロードは川口グリーンパークまでの54km。市沼代用水は見沼親水公園から先まで続く。
菖蒲町あたり。CR脇にあった蓮池。
見沼自然公園あたり。緑の木陰にベンチが最高。

利根大堰から50km地点。川口市内。
 川口グリーンパーク54km地点、緑のヘルシーロード終点。
 真夏の緑のヘルシーロードを総括。CRは木陰が多く、涼し気な風も感じる。真夏のサイクリングは緑のヘルシーロードがお薦め。それから道や案内看板の整備も一層進んでいてとても走りやすくなっている。一般道と交差する箇所が多いのが惜しい。この終点の近くには埼玉高速鉄道「新井宿駅」もあって、ここで輪行して帰るのもいいかも。今日は見沼代用水に沿って先に行ってみる。

  で、見沼代用水はそこから先に続く。毛長川をサイホン式交差で潜って見沼代親水公園へ。舎人ライナーの駅名にもなっている公園。ここから先は見沼代用水は親水公園に姿を変えて、そしてさらに先へ流れる。
  足立区竹ノ塚あたりで、雨水排水路となって地上から姿を消す。この先も続いていくのだろう。しかしここから先のルートは下水道管理課の台帳を調べてみないとわからない。いずれどこかで合流すると思う。川を沿って走ると面白いね。

  今日はGPS付きサイコンを忘れてしまった。走行距離は80kmくらいか。帰りは北千住あたりから荒川CRを経由。ふらふらになって走るローディーに出会う。確かに霞ヶ浦、荒川や江戸川のCRは真夏は辛い。走るサイクリストも少ない。こういった日は緑のヘルシーロードや大落古利根川CRがよいのでは。

PS;
 行く前にタイヤの空気を入れていた。後輪のスリックタイヤの表面に長さ3mmの傷。空気を入れると少し盛り上がったようになる。おそらく前からある傷だと思うが、これ以上の遠出はあぶないかもしれない。この輪行が終わったらタイヤを交換しよう。
 


2016/08/07

読めそうで読めない「大落古利根川」を行く。


  2016年8月7日日曜日。何気に見過ごしているけど、あれっ、どう読むのって困る川、大落古利根川を走る。「おおおとしふるとねがわ」と読む。全部訓読み。でも、小径車で走るにはぴったりの道。幸手から中川合流地点まで延長は25kmちょっとか。緑のヘルシーロードの縮小版のような感じ。
  朝、6時に家を出て東武日光線の幸手駅まで輪行した。途中からKHSで輪行のお兄さんが向いの席に。リュックサックと大きなサドルバック。おもむろにリュックからノートパソコンを取り出してパチパチ。こういう輪行の世界もあるのかと感心。
  幸手駅に到着。駅から少し行ったところに葛西用水路がある。如何にも用水路脇っていう感じの道を走る。この脇の道を下って行くと大落古利根川に名前が変わる。
  CRではなく普通の道.バイク進入禁止の道もあって走りやすい。犬と散歩する人はいるけど、サイクリストとは出会わない。
  東武動物公園駅付近。道もきれいに整備されている。今日は古利根川流灯祭り。地元の杉戸町と宮代町の商店会の主催。川面に地元企業の名前の入った燈篭。ガードレールには子供達が作った行燈が並べられている。シートが掛けられた屋台も並んでいる。夜は灯がともりにぎわうのだろう。こういった地域の催しに出会うと感動する。
  ここは古利根公園橋。公園と橋をコラボさせるだけあって、緑と銅像が各所にあって気合いが入っている。すぐそこは春日部駅なのだが、誰もいないので休憩。それにしても暑いね。
  遊歩道を走る。未舗装だけど、固められた地盤でスリックタイヤのコジャックでも走りやすい。木陰で停まると涼し気な風。
  綺麗に舗装されたCRかと見まごう道。しかし、油断していると雑草が生い茂り自転車一台がやっとのところもある。
  古利根堰。大落古利根川を堰き止めて出来たこの湖は松伏溜井という。釣りをする人がいっぱい。
  まもなく中川と合流する。右岸を走る。巨木が道に張り出した木陰の下を走る。とても気持ちいい。
 知らんと間に中川に合流するのだけれど、中川沿いにはしばらくCR的な道はなく一般道を走ることになる。やっと見つけた中川遊歩道。ここからは知った道。中川沿いを自宅におっちらと向かう。熱中症とか、知っている道で安心している帰路に多いように思う。水も尽きても無理して走ってしまう。
 幸手から葛西用水路→大落古利根川→中川で自宅、60km走った。飲んだスポーツドリンクは3.5リットル。17km/ℓ。Sバックに家で冷やしたペットボトルを入れて走った。夏場のSバックも重宝する。

 今回、初めて大落古利根川を走ったが、これは小径車サイクリストにお薦め。ただし、大落古利根川・中川合流地点から中川遊歩道までのルートを何とかしなくては。走って面白い自転車向きのルートを研究する必要がある。