2013/12/23

GIZAの16インチ用輪行バック

 フォールディングバイクの輪行でほぼ常識となったカバータイプ。そう、上から被せるやつ。ブログの情報だとこのタイプの輪行スタイルはJRではNGとか。完全に収納しているとは確かに言い難い。私はイージーカバーでどんどん輪行していた。駅員さんの目の前で転がしたり、持ったり、Sバックで引っ張ったり。在来線でも新幹線でも今まで注意を受けたことがない。

 
 でも、自分自身でも「あっ」というときがあった。アセッた。新幹線で輪行していたとき。定番の席、一番後の背もたれの裏のスペース。置いていたブロがない。気がつくと通路を挟んだ反対側へ。シートの裏に勝手転がって移動していた。リアキャリアで転がる仕様ではないけど、転がるときには転がる。これをホームでやったら大事故になる。


 だから、JRのNGにも理解できる。唐突に「駄目!」と駅員さんに言われると乗り換えの時など途方にくれてしまう。地方に遠出をしたとき、輪行バックはまず売っていない。
 で、GIZAの16インチ用の輪行バックを通販で買った。安い。1300円くらい。完全にカバン式。ファスナーを開いて、荷物をいれるように折りたたんだ自転車を入れる。ファスナー閉めて終わり。このバックで輪行をしてみた。

 ブロプトンを収納して電車のシートの脇に置くとこんな感じ。袋に余裕があるから、少し大きく見える。ダブルファスナーだから少し開いてサドルの握り手をつかんで持ち運ぶことも可能。バックの持ち手は長いので、そのまま持つと底が床についてしまう。だから肩から提げて使う。一回の移動距離は50mくらいまでか。ここは気力・体力勝負。

 電車の中では少し大きく感じたが、外にポンと置いて眺めて見るとフツウ。この大きさだと何が入っているのか分からない。放置すると不審物に間違われるかも。GIZA16インチ用輪行バックは完全カバン式だから、小物も入れることができる。また、巾着にぶら下げていた着脱式ペダル、落として紛失する心配はなくなった。夏はタオルとかも入れられる。カバン式には一種の安心感があると思う。

 先代のダホン SPEED P10もクロモリだった。いろいろ弄って11kg少しきった重量になった。しかし折りたたんだサイズは80cm角ぐらい。重量は少しあるけどブロンプトンの方が移動は楽なように思う。多分折り畳みサイズが小さいからだろう。
 この輪行バック、自転車に乗せるときは巾着に入れてシートポストに巻くことにした。サドルバックに入れるとイージーカバーよりも嵩張り、あまり荷物が入らなくなる。シートポストに輪行バックを巻くスタイルも結構気に入っている。


 学生の時代、スポルティーフを分解して輪行していた。こういったカバンタイプの輪行袋しかなかった。その車種用っていうのがなかったから、どの輪行袋も少し余裕があった。それにカバンタイプの輪行バックって余裕がないと自転車は収納できないし。


 スポルティーフを入れた輪行バックを脇に電車に揺られている学生時代の私。やがて彼は立派な文句の多いオッサンになり、輪行する自転車もブロンプトンに変わった。この輪行バックを使っていると、なんだかなぁ、ノスタルジックな気分になるんだよね。


★16インチ用輪行バック(その2)もありますで。

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