12月30日。家の大掃除もした。買出しも付き合った。年賀状も作った。
今年の走り納め。小貝川から手賀沼を走ろう。江戸川や荒川は堤防工事だらけ。小貝川と手賀沼は大丈夫だろう。凛と澄んだ朝の冷たい空気。静寂に満ちた麗らかな川面。年末の慌しさから少し離れて田園地帯を走る。とかマンションのチラシのような文言。
こんなルートを走行。走行距離は53kmだった。利根川も少しだけ走ったね。
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いつもの堀切駅から北千住経由でTXに乗り守谷駅に到着。 |
TXの高架をつくば方向へ。すこし走ると大きな橋。渡るときにその下に見えるのが小貝川。今日はサイクリストとよくすれ違う。「おはよーございすっ」とお互いに挨拶。江戸川や荒川ではめっきり減った習慣。
小貝川CRは田舎道。生活道路にもなっていて車も走る区間がある。しかしのんびり走れる。野焼きの匂いが遠くから香る。いいね。またすぐに走りたくなる。
小貝川をさらに行くと岡堰がある。この堰の幅は300mある。ここを通って橋のように往来できる。 |
明治32年に増築された旧岡堰の一部が中ノ島に残されている。現在の岡堰はこの旧堰改築したものらしい。 |
岡堰をバックに中ノ島の桟橋から記念写真。でも水位が低いのだ。川底が露出している。ここは茨城百景のひとつなのに。 |
去年の4月に訪れたとき。大好きな風景。岡堰の水面に映る空、木々や釣り人。息を呑むくらい美しいかった。ここからしばらく離れられなくなった。 |
で、今回の風景。水が無い。渇水期なのかな。これはこれで思い出になるけどね。 |
岡堰を後にして小貝川をさらに進む。このあたりは自転車と歩行者の専用道路。 土手の道より、川の辺が超お奨め。こんな感じ。いいでしょ。 でも夏場はニョロ君が多数出没する。スリル満点のCRと化す。 |
さらに進むと・・・
なんてこった!小貝川、お前もか・・・。田園地帯の回り道もまぁいいか。しかし、迂回のおかげで牛久沼排水機場に行くルートが分からなくなった。
牛久沼排水機場は今回パスしよう。残念。ここも自然と人工物が融合した風景で、眺めのいいところだが。つくば万博公園や牛久沼と絡めて走りに来よう。
利根川まで6km。この先で小貝川は利根川と合流するのだ。 |
小貝川にも支流があってここも合流。さらに1kmくらい下流で小貝川も利根川に合流する。本当に水の豊かな国土。
そして小貝川もなんだか遠慮気味に利根川と合流する。CRも利根川CRに合流。
利根役場を過ぎて利根川栄橋を渡り千葉県へ。JR布佐駅。ここから輪行して帰ることもできるが今日は手賀沼まで走るのだ。
布佐駅を過ぎてミニストップでひと休み。休憩コーナーで「モナ王」を食べる。100円で浸れる幸せがあるのだ。
外を眺めると停めたブロンプトンの前で話し込むローディー2人組。リアホイール辺りを熱心に見ながらウンコ座り(・・・するなよ)。シマノでもSRAMでもカンパでもない・・・変なの付いているゾ・・・とか言っているのか。彼らはそのメカニズムを見出すことも名前さえも知らぬまま立ち去っていった。
メカニズムは私にもようわからん。しかし輪行におけるサバイバビリティーは特筆すべきものがある・・・。ディレイラーが出っ張らないメリット。狂わないし、破損することもない。がしかしだ。一度壊れると直せる自転車屋はまずない。やっぱりサバイバビリティーは見込めないな。
最近できたCRの入り口。手賀川にアクセスできる。R356沿いにある。 |
利根川の栄橋からJR布佐駅経由、手賀川へはこのルート。最近できたCRもあって楽になった。
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手賀川に着いた。ここでまた休憩。バナナを食べた。さぁ、出発。 |
手賀沼フッィシングセンターも健在だし。行ったことないけどね。 |
エサに集まるハクチョウたち。近づくと寄ってくる。公園のハトのように超フレンドリー。
だけどねぇー、これでいいのかね。 |
手賀沼は何度も走った。でも今日ほど美しい手賀沼は見たことがない。 (思わず写メしたが、嫁から返事はない。) |
その昔。地域の生活排水が流れ込み水質どころか、臭いが凄かったらしい。いまや琵琶湖よりもきれいかもしれない。 |
水質改善への取り組み。その自信がこの椅子形オブジェに表れている。まあ、オブジェなのか、単なる一人用ベンチなのか良く分からない。座れるけど、座っている人を見たことがない。やはりオブジェか。 |
ゴールの北柏駅に到着。少々地味な感じの佇まい。「カシワニ」のキャラでお出迎えイラストとかがバァーンとあるといいのにね。
※「カシワニ」は一時期、我が家のマイブームになった。柏市のマスコット。ゆるキャラブームには乗れなかったかな。カシワニのリンク先:http://www.86kashiwa.net/?page_id=11312
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この駅のホームにて。嫁から先ほどのレスがあった。「年賀状を10枚追加でお願いね」と。内容はそれだけだった。