2016/08/07

読めそうで読めない「大落古利根川」を行く。


  2016年8月7日日曜日。何気に見過ごしているけど、あれっ、どう読むのって困る川、大落古利根川を走る。「おおおとしふるとねがわ」と読む。全部訓読み。でも、小径車で走るにはぴったりの道。幸手から中川合流地点まで延長は25kmちょっとか。緑のヘルシーロードの縮小版のような感じ。
  朝、6時に家を出て東武日光線の幸手駅まで輪行した。途中からKHSで輪行のお兄さんが向いの席に。リュックサックと大きなサドルバック。おもむろにリュックからノートパソコンを取り出してパチパチ。こういう輪行の世界もあるのかと感心。
  幸手駅に到着。駅から少し行ったところに葛西用水路がある。如何にも用水路脇っていう感じの道を走る。この脇の道を下って行くと大落古利根川に名前が変わる。
  CRではなく普通の道.バイク進入禁止の道もあって走りやすい。犬と散歩する人はいるけど、サイクリストとは出会わない。
  東武動物公園駅付近。道もきれいに整備されている。今日は古利根川流灯祭り。地元の杉戸町と宮代町の商店会の主催。川面に地元企業の名前の入った燈篭。ガードレールには子供達が作った行燈が並べられている。シートが掛けられた屋台も並んでいる。夜は灯がともりにぎわうのだろう。こういった地域の催しに出会うと感動する。
  ここは古利根公園橋。公園と橋をコラボさせるだけあって、緑と銅像が各所にあって気合いが入っている。すぐそこは春日部駅なのだが、誰もいないので休憩。それにしても暑いね。
  遊歩道を走る。未舗装だけど、固められた地盤でスリックタイヤのコジャックでも走りやすい。木陰で停まると涼し気な風。
  綺麗に舗装されたCRかと見まごう道。しかし、油断していると雑草が生い茂り自転車一台がやっとのところもある。
  古利根堰。大落古利根川を堰き止めて出来たこの湖は松伏溜井という。釣りをする人がいっぱい。
  まもなく中川と合流する。右岸を走る。巨木が道に張り出した木陰の下を走る。とても気持ちいい。
 知らんと間に中川に合流するのだけれど、中川沿いにはしばらくCR的な道はなく一般道を走ることになる。やっと見つけた中川遊歩道。ここからは知った道。中川沿いを自宅におっちらと向かう。熱中症とか、知っている道で安心している帰路に多いように思う。水も尽きても無理して走ってしまう。
 幸手から葛西用水路→大落古利根川→中川で自宅、60km走った。飲んだスポーツドリンクは3.5リットル。17km/ℓ。Sバックに家で冷やしたペットボトルを入れて走った。夏場のSバックも重宝する。

 今回、初めて大落古利根川を走ったが、これは小径車サイクリストにお薦め。ただし、大落古利根川・中川合流地点から中川遊歩道までのルートを何とかしなくては。走って面白い自転車向きのルートを研究する必要がある。

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