2016/06/12

羽田・大田区あたりの川と海辺に沿って。

 多摩川方面に少しだけ遠征する。多摩川CRは散歩老人、ランナー、自転車、ワンコ、野球小僧軍団などなどのルツボと化した道というイメージが強い。今回もそうなんだろうなぁと思いながら、京成四ツ木駅から京急六郷土手駅まで輪行。
 京急六郷土手駅まで輪行したが、六郷土手駅は多摩サイに隣接。輪行に便利。
  多摩川CR、本羽田公園あたり。このあたりはそんなに混雑していない。ルツボじゃない。みんなゆったりと走っている。荒川CRは道幅が広い分、アウトバーン化していのかもしれない。
弁天橋から大鳥居。多摩サイの終着点。大勢のサイクリストが休息。

 羽田可動橋。高速道路羽田線の渋滞緩和の目的で作られたが、今は使われていない。いつでも利用できるように整備は行われているようだ。回転式の可動橋って珍しい。
森の崎公園脇の大森緑道。通るのがはばかれるほどの、無人化した緑道。
  大森ふるさとの浜辺公園。公園を二分する内川にかかる「浜辺橋」から。内川の河口を埋め立てた整備した公園で、人工の浜辺や干潟がある。とてもりっぱな公園なのだが、地元の「葛西臨海公園」に比べると見劣りしてしまう。
新平和橋から大井競馬場方面を望む。
  レインボーブリッジ。ここは自走できない。後輪に「コロコロ」を付けて30分ほど押して歩く。ここは2度目。「コロコロ」は大人用と子供用がある。普段は大人用しか置いていないので、私は子供用の「コロコロ」でと係の守衛さんに宣言する必要がある。すると守衛さんは置き場から小さな「コロコロ」を持ってきてくれる。


  湾岸道路を通って荒川CRから自宅へ。追い風で28Km/Hで巡航。気持ち良かった。走行距離は50km弱。

  輪行とはあんまり関係ないが・・・。
  大学を終えて就職したが配属は地元の関西ではなく東京だった。配属発表の日、私だけが地元配属から大きく外れていた。しかも希望部署でもない。軽いショック。
  初めての休日は雨。渋谷見物に出掛ける。その人混みに圧倒された。傘と人で視界は狭くなり、どこをどのように歩いているのか分からない。立ち止まる場所もなく、人に押されて歩く。楽しそうな笑い声と雨音。喫茶店や本屋にも入ったが、気持ちが定まらない。雑踏の中で思い知らされた孤独。仕事への不安と重なり心がとても深く沈んだ。
 東京で家族と暮らし、ここが「地元」になった。家族とそれからサイクリングを通じて東京を「地元」として受け入れている。しかし今も渋谷はとても苦手な街だ。

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