2016/05/02

バードウォッチ的な・・・。


  荒川、江戸川、利根川に小貝川などなど、川沿いのCRは野鳥がいっぱい。バードウォッチには興味なかったが、いろんな野鳥に出会っていると結構楽しい。ど真ん中の趣味ではないが、時々やっています的なところでバードウォッチを始めることにした。

  自転車のバックに入る小さな双眼鏡を探し始める。ネットで調べる。ここにも一言を持った人たち。彼らは言う。ハイエンドの双眼鏡は20万円、高級品は10万円台、中級品は5万円、普及品は1万円。5000円以下は粗悪品だと。このヒエラルキーは折り畳み自転車の世界とほぼ同じではないか。光学製品なのでさすがに暗黒な改造癖の方々はいない様子。
  なるほどなぁと思い、2250円税込み、ダハプリズム式、SIGHTRONというメーカーの10倍の双眼鏡を買った。趣味・こだわりの人から見ればとてもバカヤローな選択。ちょっと折り畳み自転車がほしいなぁと言って、いきなりブロンプトンやBD-1を買う人は居ない。双眼鏡も2250円から初めてもいいと思う。CRで落としちゃうかもしれないしね。
  SIGHTRONというメーカーの10倍の双眼鏡。2250円税込み、ダハプリズム式。軽量でコンパクト。頼りなげな紐のストラップが取り付けられているのが、唯一の不満。今回は家電量販店で購入したが、ホームセンターのアウトドアコーナーでもこのクラスの双眼鏡ならいっぱい並んでいる。こういった展開はますます折り畳み自転車と同じなんだなぁ。
  それから携帯性を重視するのであれば単眼鏡という選択もある。しかし、単眼鏡の方が双眼鏡よりも何故か値段が高い。アンティークなデザインの単眼鏡(望遠鏡)があればジャック・スパロウみたいで売れるかもね。

この双眼鏡を持って水元公園に出掛けた。

ダイサギとアオサギ。こうやって眺めていると、恐竜は鳥類になったんだと納得してしまう。
  水元公園ではカワウ、アオサギ、ダイサギを肉眼で普通に見ることができる。双眼鏡は要らないかもしれない。困った。

5mくらい離れてアオサギ。体長は1m近い。これも双眼鏡の要らない距離。
  この日は双眼鏡を使って遠くの野鳥を観察する機会はあまり無かった。しかし、10m前後の近い距離でも双眼鏡で見ると楽しい。お前の顔はこんなになっているのかと感動できる。

  カモフラ模様の立派な望遠鏡を三脚にセットしている本格派のオッサン、黒光りする大型双眼鏡を首から下げた乃木大将のような爺さん。バードウォッチングも奥が深いし、本格的にやるとなると道具がそれなりになるのか。趣味に使う道具って面白いよね。拘りが道具に向かう。ゴルフ、釣りやサイクリングなどなど。新たなホビーを創造すれば、新たな市場を生み出すことになるんだね。まあ、そんなことはどーでもいい。次から輪行には双眼鏡を持っていこ。メインはサイクリング。気軽にバードウォッチを楽しもうと思う。

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